この記事を読むと「何か嫌だな」と思う感情の理由と対処法がわかります。
こんなことありませんか?
仕事でも、プライベートでも、
「この人と話していて何か嫌だな」「この会話、違和感があるな」と思うことがあります。
(あるよね?)
会話以外にも「何か変。」「何かいや。」の感情が生まれる時もあります。
上手く言葉にできない、でも”何か嫌”というその感覚。
生きる上でのめちゃくちゃ大切な感覚。
そんな感情が生まれる理由と、その対策について考察してみます^ - ^
「嫌」の感情が生まれる理由
人間の生存本能として一番強いのは「危機察知能力」です。
命の危険から身を守る力。
例えば、腐った食べ物は、臭いを嗅ぐ(嗅覚)、色を見て(視覚)で選別するし、
居心地の悪い場所、その場の空気(温度や湿度の感覚)、臭い(嗅覚)、その場にいる人の雰囲気(視覚)で判断します。
以前、新宿歌舞伎町の近くに住んでいたことがあり(日本一の歓楽街!)
2年後くらいに、隣の中野区に引っ越しした時は、街の空気の違いに驚いたものです。
歌舞伎町は夜の仕事の方も多いし、お酒を出すお店も多いですし、まさに”欲望渦巻く”という空気を肌で感じていました。
(自分の肌には合わなかっただけ。)
では、その感覚ってどこからくるのか?
今まで積み重ねて来た、ありとあらゆる経験から来ています。
その経験は脳には刻まれていて、超優秀なコンピュータとして日々働いてくれています。
一つ一つの事柄に紐づけて、記憶や感情を膨大な記録から引っ張り出してくれる仕組みになっています。
(動物的な本能です。)
例えば食べ物に関しては、太古の昔からの動物的感覚(嗅覚)も大きいでしょう。
視覚で言えば、カビの色(パンにカビ生えてる!とか)、黒い変色(黒くなって腐っている!)など経験値によるところも大きいです。
この辺りが「普段とは違う=違和感=危険」と繋がっていくためです。
ではそれを人間関係に当てはめるとどうか?
「この人嫌いだな/イヤな感じするな」という感情が生まれたる場合。
(仮にAさんとします。)
過去にAさんと似ている雰囲気の人に嫌なことをされた経験がある、とか、
過去にAさんと似ている人とは、どうも馬が合わなかった、騙された、とか、
自分の過去の経験から、感情が生まれています。
もっと掘り下げれば
「こういう時に、こういう発言する人って、後で文句言ってくるパターン多いんだよな。」
「この人がこういう時は、実践しないパターンだな。」
など、自分の経験からの記憶で、何かしら細かく判断しているんですよね。
これが、日々の生命を守る行動と繋がっているわけです。(ちょっと大げさ。)
なので、あなたにとっての「何か嫌だな/違和感あるな」は見過ごさずに、
なぜそう思ったかを一度考察することをお勧めします。
対処法は?
対処法① 離れる、逃げる
対人の場合、離れる/逃げるは大事です。
完全にゼロは難しいなら、物理的になるべく近くに行かないようにするということが有効です。
自分の精神状態が悪くなるくらいなら、離れる/逃げるは大正解だと思います。
対処法②その感情を放置する、とりあえず置いとく
「自分の感情を無視する」は精神衛生上良くないですが、
「置いて置く」はOK。
人間、白黒だけで分けられる訳ではないですしね。
「グレーゾーンはあり。」ってしておく方が気持ちが軽くなりませんか?
発生した感情全てに対応していると人間疲れてしまうし、無視するのは自分の感情を殺してしまい結果疲れることになるので、
「とりあえず置いておく」「経過を見る」ということが有効です。自分の感覚を認識するんだけれども、対処しないという方法ですね。
人の感情なんてコロコロ変わりますし。
対処方法③ ネタにして楽しむ
距離を置きつつも、分析して楽しむのはなかなか良い方法です。
私は結構、この方法を使っていますね。
イヤな気持ちほどネタにしてアウトプットしてスッキリ!
ということも良い方法です。
特に女性の方が、自分の感情や起こったことをアウトプットする方が
気持ちも思考もクリアになるようにできているそうです。
結論
今回は「何か嫌だな」の感情について考察してみました。
自分が無理して暗い気持ちやイヤな気持ちを抱えるくらいなら、逃げるのもオッケー、放置するのもオッケー、ネタにするのもオッケー、という結論です。
今逃げたとしても、色々と経験を積む中で、一回りしてきた時に、
なんなく対処できるようになっていることもありますし。
「あれ、こんな事で悩んでたっけ?」ってなったりする日はそう遠くありません^ - ^
では、今日はここまで。
ーーーコミュ力の達人を目指してーーー